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ふと思えば、自己破産のことをよく知りませんでした

お金儲けのチャンスはすぐになくなってしまうわけです。
これは、マーケットに伝わったあるインパクトに。 この例ではドル預金の金利が5%から7%へ上昇したこと)によって瞬間的にマーケットがいびつになった時に、常時このようなマーケットのいびつな部分を見つけ出してお金儲けのできるチャンスをねらっている人達がいるためで、このような取り引きをする人達をアービトラージャー、またこのような取引をアービトラージュ(裁定取引)と呼びます。
このようなアービトラージャーの存在がマーケットを最適の状態に向かわせているといえるわけで、変動相場制のもとで金利のメリットを先物為替が、また先物為替のメリットを金利が打ち消すような関係を金利と為替のパリティと呼びます。 最後にもう少し為替の話をしましょう。
今までは、短い期間の為替の話をしてきたのですが、20年、30年という長い期間の為替はどのようにして決まっていくのでしょうか。 私事で恐縮ですが、1974年7月にイギリスへ海外旅行をした時の円とポンドの為替は、1ポンド約680円だったと記憶しています。
現在(1995年9月)は、1ポンド約160円ですから大変な円高だと思います。 同じ時にドルは1ドル285円だったと記憶していますので、日本円はポンドに対して4.1倍、ドルに対して2.8倍も円高になっているわけです。
問題は、どうしてポンドとドルの差がこんなに出るのかということです。 ご存じのようにかつてイギリスはその富を世界中から集め、ポンドは先進国の基軸通貨として君臨していました。
そのイギリスのポンドがなぜこんなにも凋落してしまったのでしょうか。 ここでは、各国の労働生産性に注目して考えてみましょう。
「長期の為替は各国の1人当たりの労働生産性の差によって決まる」というものです。 つまり日本とイギリス、アメリカの1人当たりの労働者の生産性の差によってこのような差が生まれてくるというわけです。

この考え方が正しいとしますと、この20年間の間に一番生産性が高かったのが日本で、次がアメリカ、最後がイギリスというわけです。 どうですか、実感にあっていますか。
もう少しわかりやすくご説明しますと、例えば、日、米、英の各国労働者が同じ賃金をもらっているとします。 労働生産性は日、米、英の順番で高いとしますと、同じ車を作るのに、材料費が同じとすれば、日、米、英の順番で同じ時間内によりたくさん車を作れることになります。

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